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12月19日(日)、この時期の日曜日に毎年実施される「1エリア 50MHz AMコンテスト」に参加し
ました。と言っても、小生は事務局に交信記録を提出してランキング入りを目指すという目的はなく、
単に交信の「協力者」としてこのコンテストを楽しんでいます。ランキング上位を占める強者
の多くは丹沢山系などの山頂から強力な電波を発射しています。小生は自宅から歩いて5分の小高い
丘に機器を運びました。標高120mのこの場所からは横浜方面が開けているので移動運用
によく使います。写真は自作の50MHz用半波長V型ダイポールアンテナです。1.5mのロッド
アンテナの長さを調整するとSWRは1.1以下になり、手動でポールを回転させれば指向性も生かせ
ます。再現性が非常に高いのでSWR計などの測定器は不要です。
マウスを画像に重ねると画像が拡大
されます。(以下同様)
今回使用した機器類です。トランシーバーはFT897ですがAM運用ではキャリア出力を5Wに低減
しているのでピーク電力は15Wくらいです。バッテリーは12V、34Ah(5時間率)を使用して
おり2〜3時間くらいは安定して運用出来ます。アンテナはカメラ用3脚を使って高さ3mに取り付けた
V字型半波長ダイポールです。
当日は好天でしたが寒波が来ているため寒かったです。コンテストの時間帯は10時〜
13時でしたがそのうち風が強くなって来たので1時間程度で閉局しました。交信局数は13局
でしたが、今や絶滅危惧種のAM変調で空きの周波数がないほど多くの局が出ていました。
交信局の多くは多摩、八王子、横浜でしたが、遠くは伊豆半島や埼玉県の局とも交信
出来ました。超アナログ派の小生としては普段の日曜日に数局でも良いのでAM運用局が出て
くる事を希望します。
FT8デジタルモード運用を開始しました
自称「アナログおやじ」が最近禁断のデジタルモードに少しだけ興味を覚え始めました。
今まで「ハンディトランシーバーと公衆電話さえあれば携帯電話など不要!」と言い張り
携帯電話も持たずアナログ通信しか興味のなかった頑固おやじがFT8デジタルモードの
運用に挑戦しました。噂では貧弱な無線設備でもパソコンが自動的に交信してくれる
ので海外DXに興味がある人には大変有難いシステムですが、QSLカードの獲得に全く興味
のない小生はラグチューが出来ないので果たして夢中になれるか怪しいです。なので、
貧乏性の小生は5,000円以内の投資で覗き見作戦を開始しました。暫く受信して見て
そこそこ面白かったので管轄の総合通信局に変更申請を行ない送信も出来る様になりま
した。
マウスを画像に重ねると画像が拡大
されます。(以下同様)
縦振り電鍵、エレキー用パドルを自作しました
以前、メーカー製の縦振り電鍵とエレキー用パドルを持っていましたが、もうCWはやらない
だろうとネットオークションで売却してしまいました。しかし、最近になってやはりボケ
防止にCWは役立つのではないかと思い直したので自作する事にしました。写真は自作の縦振り
電鍵です。最大の特徴は接点にタクトスイッチを用いた事です。小生の様に送信速度が遅い
場合は問題ありませんが高速運用には不向きです。工作精度が余り高くないので出来上がり
の完成度にはやや不満が残ります。例えば水平バーが水平ではありませんが使用上の
不都合は感じません。手持ちのパーツを使ったので新規に購入したパーツ代金は1,500円
程度です。
違った角度から撮影した写真です。15cmx9cmx1cmの木製ベースの裏面はゴム足が4個ある
だけで配線はありません。当初、水平バーの回転支点に丁番を使ったのですが上下、左右
にガタがありキーを打つ感覚が良くありませんでした。そこで、外径6mmのアルミパイプに
外径4mmのアルミパイプを差し込んだところピッタリだったので交換しました。L型金具
への取付は4mmパイプに直径2mmの銅線を差し込んでから接着剤(メタルロック)で固定
しました。水平バーのストッパーはZ金具に調整用ネジを取り付けた物で反発は押しバネ
です。ツマミはホームセンターで買った木製の物です。
写真は自作のエレキー用パドルです。今の無線機はエレキー機能を備えているのでパドル
さえあればCW運用が出来ます。本パドルの接点には2個のタクトスイッチを使いました。
タクトスイッチは長さ1cmの6角ナットの上に接着剤(メタルロック)で固定しました。
スイッチを押すための間隔はM3サイズのネジで調整します。
2本のバーは長さ6cmのミニステー金具です。回転支点は長さ2cmの6角ナットに長さ3cmの
M3の鍋ネジをネジ込んだだけです。ガタが出ない様にするコツは一度ネジを締め込んで
からバーが楽に回転する様に少しだけ戻してからベース裏面のネジ頭を接着剤で固定する
事です。ベースは直径9cm、厚さ1cmの円盤型板材です。
写真は別角度で撮影したエレキー用パドルです。バーのストッパーとして調整用のネジを
バーに取り付けてミニステーL金具との間隔を調整します。バーの反発は押しバネ1本ですが
丁度良い感じです。工作精度が余り高くないので2本のバーは完全な平行でなく、長さ方向
の位置も1mmくらいズレていますが使用上の問題はありません。
写真はエレキー用パドルの裏面です。手持ちのパーツを使ったので新規に購入したパーツ代金
は1,500円程度です。本パドルの使い心地ですが、小生の様に送信速度が遅い場合は快適です。
その後、板材のベースでは軽いため左手でパドルを押さえておく必要があったので鋼材を
下部に取り付けました。ダンベルの1枚を利用しましたが重さ500g、直径8.5cm、厚さ
1.3cmです。両面テープで接着し底面にシリコンゴムを取り付けました。これで右手だけで
パドルの操作が出来る様になりました。
憧れの名機ヤエスFT817の中古品をゲットしました
従来、移動運用に使うトランシーバーはピコ6、TR9300(50MHz)、TR751(144MHz)、VX3
(144/430MHz)、TR9500(430MHz)、
FT77S(3.5〜28MHz)でしたが、種類が多くて重いと言う問題があり、1台で全ての周波数、
モードを運用出来て超軽量のFT817又はFT818が欲しくて堪りませんでした。しかし、かなり
古い物でも3〜5万円もするので買うのをためらっていました。この度、コロナ問題のために
国民1人あたり10万円の支給があると聞いて思い切って買うことにしました。ネットオークション
を気長に見ていたら古いFT817が安く出ていたのでゲットしました。
手に持って改めてその小型軽量さに驚きました。これからレストアしながら
FT817によるQRP移動運用を楽しむ予定です。
WARCバンド(18MHz)にデビューしました
昔風のアマチュア無線家(小生)は1979年に解放されたWARCバンド(10/18/24MHz)に出るのは
何となく億劫でしたが、比較的小さなアンテナで移動運用出来そうな18MHzにデビューする事に
しました。新型コロナの感染拡大でスポーツジムが休館で泳げなくなり暇で暇で仕方がないので
18MHzに出られるアンテナを試作しました。
このバンドは比較的空いていて夏にはEスポでの遠距離交信も可能です。バンド幅は
狭いですがSSBの運用が出来るのも利点です。狭い山頂から運用出来るようにアンテナはバーチ
カルにしました。種々検討した結果、アースやカウンターポイズが不要なマイクロバート
アンテナを自作しました。これだと5mのグラスファイバーポールが使えます。写真は自宅の
庭に設営したマイクロバートアンテナです。温かくなったら山や丘の上から細々とCQを出す
予定です。
令和元年台風19号の経過報告
令和元年の秋は関東平野に住む人々に取って試練の年になりました。かく言う私も9月9日の
台風15号で2階ベランダのメインアンテナポールが倒れました。幸い、倒れた方向が自宅の
庭だったのと軽量タイプのポールだったので事なきを得ました。
ポールの基部を単管ベースに固定していたのですがベースの重量不足で強風によりベースが
ひっくり返ったのです。この事故を教訓にベースの大きさを一回り大きくし、10月12日
の台風19号襲来時は全てのアンテナポール(6本)を事前に横倒しにしました。これらの
対策のお陰で台風19号の強風に対して全く被害を受けませんでした。
2階ベランダに立っているメインアンテナポールです。3mの単管パイプと2mのステンレスポール
を接続し、頂上部分は2mの塩ビパイプでアンテナ部分と金属パイプを隔離しています。メイン
アンテナポールの基部はセメント製単管ベースの周囲をセメントブロックで囲んで横方向に
動かないように固定しています。アンテナの給電部はロープと滑車で簡単に昇降出来るように
しています。
台風15号は東京湾を進んで千葉市に上陸したので私の住む町田市も強風が吹き荒れました。
このため台風19号の進路には注視しており、「もっと右に曲がれ」の願いも空しく町田市
の真上を通過しそうな気配になりました。写真はインターネット発表の夜9時頃の気圧配置
図ですが、伊豆半島上陸後に小田原市通過中のもので正に最悪の事態です。
このような恐ろしい気圧配置は過去に見たことがありません。写真では中心気圧が945HPと
なっていますが、テレビニュースでは950HPと言っていました。
家の外ではゴーという風音よりも横殴りの雨音の方が大きかったです。
登山用の高度計があったので気圧を測りました。その結果、午後9時前に最低気圧は952HP
まで下がり標高を測ると520mでした。実際の標高は120mくらいなので400mくらい標高
が高くなった計算です。過去にも台風通過時の気圧を測った経験がありますがここまで
下がったのは初めてです。幸いにも強風は最低気圧になった時を境に急に静かになりました。
きっと吹き返しがあるのだろうと心配しましたが驚きの結果です。翌日のテレビニュースで
多くの河川氾濫があった事を知って台風19号は風よりも雨の被害が大きかったと思います。
私の家は町田市郊外の小高い丘陵地にあるので雨の心配がない代わりに強風は要注意です。
現在の活動状況
全てのアマチュア無線機器を机上に並べています。安い木製ラックを組み立てたものですが
地震対策が急がれます。現在、アンテナの関係で3.5/7/50MHzのSSB/AM及び144/430MHzのFMに
出ています。どちらかと言うと固定運用よりも移動運用がメインになっています。送受信機
についてはメーカー機と自作機がありますが詳細は各機器の説明を参照して下さい。
50MHzSSB移動運用に使うミズホのMX6S(別名ピコ6S)と自作の1.6m長1/2λ電圧給電アンテナ
です。電源は内部収納の単3充電池なので移動時に嵩張りません。以前のアンテナは1/4λの
ホイップアンテナでしたが、アースの良否で飛び具合が良かったり悪かったりしたので電圧
給電タイプに変更しました。構造はアンテナ基部にLC並列共振回路(計算値:L=1.6μH、C=
6.3pF)を挿入し10pFのトリマーでSWRが最良になるように調整しました。約3mのエレメントは
ヘリカル巻きにしています。SWRの最良値は50.5MHzで1.05となっており50〜51MHzまで無調整
で使用出来ます。
本アンテナはアース無しで安定に使用可能で山頂や丘の上からだと1Wでも結構飛んで
くれます。ただし、アンテナ長が1.6mと長いので持ち運びはやや不便です。
50MHzはEスポが出る春から夏にかけて山頂や丘の上から交信をします。写真は自作した
1/2λV型ダイポールアンテナです。長さ1.5mのロッドアンテナ2本をVU40塩ビパイプケース
に取り付けて3脚スタンドで使用します。50MHzはSSBだけでなく昔懐かしいAMも使われて
いるので止められません。
登山のお供として買ったラジオ受信機能付きハンディトランシーバーVX-3です。手のひらに
スッポリ入るほどの超小型軽量が気に入りネットオークションで中古品を入手しました。
登山時にラジオは必携でありついでに山頂でCQCQ!も出来ます。送信出力は144MHzで1.5W、
430MHzで1WのQRPですが、付属の小さいアンテナから普通のホイップアンテナ(ダイアモンド
製RH770)に取り替えた事もあり山頂からだと結構飛んで行きます。430MHzの面白さを知った
のでホームからも出られるようにケンウッドの10Wオールモード機TR-9500をネットオーク
ションでゲットしました。
430MHzはいつでも誰かが出ているので移動運用をよくします。5素子の八木アンテナを
自作したので近所の公園の見晴らし台から移動運用中です。丹沢と富士を見ながらのんびり
交信を楽しめます。
八木アンテナが完成したので本格的な移動運用が出来るようにバッテリーを使った外部
電源装置を自作しました。短時間の運用なら3.7Vの内臓リチウム電池でも問題はないの
ですが、山頂などからの本格的な運用だと電池切れが心配です。そこで、バイク用6Vバッ
テリーで電池容量と送信出力アップを図ることにしました。6V4AHのバッテリー、EIAJ
-#1電源ジャック、3端子レギュレータLM350Tはネットショッピングで約3500円で購入しま
した。4.2Vでの1W運用と5.7Vでの2W運用にスイッチで切り替えます。4.2VはLM350Tで、
5.7Vはバッテリー直結だとフル充電時に6.5V以上になりVX-3にダメージを与えてもいけ
ないのでダイオード(60V3A)を挿入しました。小生はバッテリーによる移動運用時に
内臓リチウム電池の充電は不要と考えるので内蔵電池を取り外しています。しかし、そう
すると5.7V運用時に送信電力が何故か落ちてしまいました。参考情報ですが、VX-3は内臓
電池の下に押しボタンスイッチがあり内臓リチウム電池と乾電池運用を識別して乾電池の
場合ある程度以上の電圧(4.8Vくらい?)が加わると送信出力を下げる仕組みがあるよう
です。そこで、この押しボタンをテープで強制的に押したままにする細工を施しました。
これで余計な充電電流も流れず送信出力も増加してメデタシメデタシです。以上は小生の
勝手な想像が入っているので真似する場合はお約束の自己責任で・・・。
最近になって7MHzの移動運用を始めました。山頂から電波を出す事が好きで設営場所
が限られるので垂直アンテナを検討しましたが、良く飛ぶと評判が良いVCHアンテナに
決定しました。写真は近所の公園に設営した7MHzVCHアンテナです。高さは5m程度ですが
再現性が優れたアンテナです。風に弱いという欠点がありますが良く飛んでいます。
また、本アンテナの上部分を利用して新たに3.5MHz用ベースローディングコイルを
追加して1/4λ短縮バーチカルアンテナを自作しています。
7MHzの移動運用を始めると3.5MHzの移動運用にも興味が沸いて来ました。そこで、3.5/7
MHzの2バンド電圧給電(ツェップ)アンテナを自作しました。写真は公園に設営した
7MHzフルサイズのツェップアンテナです。3.5MHzはフルサイズだと40mのエレメントが
必要となるので延長コイルを入れて25mに短縮しました。地上高が2〜4mしかありません
がSWRも1.1以下に下がりそこそこ飛んでいるようです。7MHzでも20m必要なので山頂で
使うのはかなり難しいです。
430MHzの4エレループ八木アンテナを自作したので近所の公園からFM電波を出しています。
カメラ用3脚を使っていますがホイップアンテナより性能は良い様です。なお、本アンテナ
はハンディー機のアンテナ接栓に直付けして歩行運用も可能です。
144MHzのモクソンアンテナを自作したので近所の公園からFM/SSB電波を出しています。
構造は2エレ八木アンテナのエレメントを折り曲げて小型化したものです。性能面では
ホイップアンテナよりゲインがあり指向性もあります。なお、本アンテナは軽くて
小さいのでハンディー機のアンテナ接栓に直付けして歩行運用も可能です。