真空管オーディオ


私が高校生の頃のステレオ装置と言えばチューナーもアンプも真空管で、チューナーはメーカー製で 自作アンプは6V6プッシュプルでした。 スピーカーはパイオニアのPAX20Fという口径 20センチの同軸型ユニットを手製の密閉型BOXに入れたもので当時は低音もそこそこ出ていたように思 います。 就職とともにオーディオ装置は半導体装置に変わり、これらの真空管装置はガラクタとして全て 屑鉄屋に売られてしまいました。今思うと実家に蔵でもあれば保存できたのになあと貧乏百姓に 生まれたことを残念に思います。
やがて世の中はインターネットへと移り変わり、ネットサーチしている間に「真空管アンプ」なる 言葉がヒットし、懐かしさのあまりいつの間にか真空管を求めて秋葉原に通うようになりました。 サラリーマンの常で時間と資金不足のため数多くは製作していませんが今まで作った作品と 現在使用しているオーディオ装置を紹介します(中には真空管以外もありますが・・・)。 最後まで見ていただくと分かりますが、「なるべくお金をかけないで真空管オーディオを楽しむ」 をモットーにしています。MJ誌で毎回紹介されている「夢のリスニングルーム」の装置とは雲泥の差が ありますが「それなりに」オーディオを楽しんでいます。
今まで真空管アンプの電気的特性を改善するため種々の回路を試してみましたが、高いお金を投じて 近代的半導体アンプの音に近づけても全く意味がないことを悟りました。周波数特性 や歪率を改善しても出て来る音が良くなるとは限りません(注:あくまでも著しく聴力が落ちた小生の場合)。 そういう訳で、 最近は「真空管らしい音」を求めてシンプルなアンプ作りに努めており、アンプの周波数特性とか 歪率などには全く興味がありません。ただ、ヒーターの輝きとか見た目は気になりますが・・・。
なお、私のHPでは可能な限り回路図を開示しています。「こんな装置を作りました」と言って写真だけ出て いるHPをよく見かけますがはっきり言ってほとんど参考になりません。100%再現性があるかどうかは別に して似たような装置は製作出来ると思います。

アンプ名
写 真
解 説
(1) 300Bシングルトランス結合アンプ

(2) 300BシングルCR結合アンプ
300BSEアンプ
(1) 6CS7という複合型双3極管を入手したので300Bシングルトランス結合アンプを作りました。6BM8の3結 によるドライバーは経験がありますが純3極管の方が良い音を出すと期待しました。(解体のため現存せず)
(2) オーディオマニアの悪い癖でトランス結合の音に飽きが来たのでCR結合に戻して高く売れるドライバー トランスをネットオークションに出す事にしました。トランス結合は大出力には向きますが小出力で聴く には低音不足が否めません。
811Aシングルダイナミック結合アンプ
811Aアンプ
トリウムタングステン球の音を聞きたく(輝きを見たく?)なって製作しました。 DF(ダンピングファクター) は1.5しかありませんが、タンノイスターリングとの組合わせで心地よい音を奏でていました。(解体のため 現存せず)
211シングルアンプ
211シングルアンプ
70才を迎えて”これが人生最期の真空管アンプだ”と位置づけて211シングルアンプを製作しました。1,000Vに 近いプレート電圧なので感電に注意しながら、タンゴやタムラの出力トランス1個の値段に満たない低コストで 完成しました。
(1) 40KG6AハイブリッドSEPP DC OTLアンプ

(2) 40KG6A全段差動プッシュプルアンプ
40KG6A ZS Amp
(1) 真空管OTLアンプの制作に興味はありましたが、10本以上の真空管が並ぶ様相から躊躇していました。 ところが、わずか4本の真空管と半導体ドライバーの組み合わせで20Wの出力が得られるハイブリッドOTLアンプがMJ誌 で紹介されので思い切って制作に挑戦しました。(解体のため現存せず)
(2) OTL DCアンプの音は素晴らしかったのですが、微妙なバランスの上で動作しており発熱も凄まじく、真に 安心して聴いておれませんでした。そこで、出力が半分に落ちるのを覚悟して全段差動プッシュプルアンプに 改造して省エネ化を図る事にしました。(ネットオークションで売却済み)
1626全段差動プッシュプルアンプ

6CW5全段差動
1626という可愛いST管4本を購入したので6CL6全段差動プッシュプルアンプを改造(改悪?)しました。ソケットの 穴を拡大するだけの最小限の回路変更で改造出来ました。出力電力は6CL6アンプの3分の1に下がりましたが見ていて 楽しい癒し系アンプに変身しました。(後に普通のプッシュプルアンプに改造済み)
ヘッドフォンアンプ2題

HPアンプ
ベッドサイドに置いたステレオ装置で寝ながら演歌やNHKラジオ深夜便を聴いています。少し でも良い音で静かに聴きたいので専用のヘッドフォンアンプをオペアンプ式と真空管式で 自作しました。心地よい音を聴いているとそのまま寝込んでしまう事も多いです。 (解体のため現存せず)
(1) 6DJ8差動プリアンプ

(2) FET差動プリアンプ

6DJ8差動プリ
(1) ぺるけさんの「情熱の真空管」サイトを見て製作する 気になりました。 バスブースト回路も付けてみましたがとても使い勝手が良く気に入っています。その後、真空管を12AU7Aから6DJ8に、 ボリュームから 自作抵抗アッテネータに変更しました。(解体のため現存せず)
(2) 真空管差動プリアンプの音はそれなりに魅力はありましたが、残留ノイズ面では半導体メインアンプ使用時に 若干問題がありました。そこでノイズ低減を図るためFETによる差動プリアンプに改造しました。さて、 その結果は如何に?
TA2020デジタルアンプ
デジタルアンプ
ついに禁断の果実を食べてしまいました。ここ数年、真空管 アンプ一辺倒のアナログ派を自認してきましたが、安価なデジタルアンプのキットがあるとのNET情報がたくさんあり、 ここはデジタルアンプの概要を知る良い機会だと理屈を付け、TA2020デジタルアンプ完全キットを通販購入しました。 (解体のため現存せず)
アナログレコード再生でタイムスリップ
プレイヤー
35年振りにアナログレコード再生に挑戦しました。 中古品ばかりで 安上がりに作りましたが1枚100円で買ったレコードでもそれなりに楽しめることが判りました。増位山の演歌、 良いですねー。 ついでにMM/MCどちらのカートリッジでも再生可能、レコード再生終了時のオートストップ機能の追加など改良 を加えました。(ネットオークションで売却済み)
mp3ウォークマンを真空管アンプで再生
mp3プレイヤー
カラオケで歌えそうな演歌をCDからMDに録音して 真空管アンプで聴いていましたが、MD交換が面倒臭いので200曲の演歌をmp3ウォークマンでランダム再生 する事にしました。イヤホンジャックとアンプ間に入力トランスを挿入して音量不足を解消したので音質 は満足出来るものでした。
CDプレーヤーのマスタークロック改良
並3ラジオ
ネットオークションで買ったソニーのCDプレーヤー CDP-X55ESのマスタークロックを高精度クロックに置き換えました。その結果、CDの音質と音飛びが改善されました。 (ネットオークションで売却済み)
並2ラジオ
並2ラジオ
再生をかけたときのあの懐かしい「ピュー」音を 聞きたくなって製作しました。 使用真空管が6EA8と211なので遊び心満点のラジオです。感度も5球スーパーにひけを取りません。
5球スーパーラジオ
5球スーパー
ネットオークションで仕入れた5球スーパーラジオです。簡単な部品の追加と修理で鳴るように なりました。緑色に染まるマジックアイを眺めていると妙に心が落ち着きます。(ネットオークションで売却済み)
(1) 我が家のオーディオシステム

(2) JBL大型スピーカーシステムの製作

(3) JBLウーファーのエッジ張替え

JBLスピーカー
(1) メインとサブの2システムがあります。普段は演歌・ジャズをメイン システムで、FM放送をサブシステムでBGM風に聴いています。
(2) オーディオを趣味とし、とりわけジャズ好きの小生、いつかはJBLの大型スピーカーシステムに挑戦したいと 思っていましたが、ついに自作することを決意しました。後にスーパーツイーターを追加し3Wayにしました。 (解体後各コンポーネントをネットオークションで売却済み)
(3) JBLのウーファー2231Hのウレタンエッジがボロボロになったので自分で張り替えました。出来栄えはプロには 及びませんが再び元の音が蘇ったのではないかと思います。 (ネットオークションで売却済み)
オーディオ用測定器
低周波発振器とミリボル
真空管アンプを製作する上での最低限の測定器しかありません。 古い測定器と自作した測定器を紹介しています。
真空管アンプの基礎
低周波発振器とミリボル
シングルアンプ、プッシュプルアンプ、差動プッシュプルアンプの概要と特徴に ついて纏めて見ました。



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