| トイレタンクの 水漏れ修理 |
我が家も筑後35年となりあちこちに少しずつ痛みが出る様になりました。2階トイレのタンクの
水漏れがその1つで、最初はポトリ、ポトリと水が垂れる程度でしたが最近は筋状に漏れる様に
なりました。まだ水道代に影響が出る程ではありませんが気分的に良くないのでDIY修理する
事にしました。
マウスを画像に重ねると
画像が拡大
されます。(以下同様)
筋状に漏れている水です。トイレの水を流した後のピストンバルブの収まり具合によって水の漏れる
量が変わります。運が良ければポトリ、ポトリになりますが大概は写真の様な筋状になります。
ピストンバルブを交換すれば直ると考えてまずバルブの種類を特定します。タンクはTOTOの
S545BJでしたが、ネット検索しても35年も前の製品のためかヒットしませんでした。
仕方がないのでピストンバルブを取り出してから代替品がないか調べる事にしました。
作業を開始するには水を止めなければなりません。ところが止水栓のネジをマイナスドライバーで
力一杯廻してもビクともしません。ネジを壊しても馬鹿らしいので庭先の止水弁で家全体の水を止
めて作業しました。
タンクの上蓋を取り外したところです。浮玉が上がるとピストンバルブを下から押し上げて水を
止める仕掛けです。なお、フロートバルブとオーバーフローパイプに異常は見られませんでした。
浮玉を取り外した後に2個の蝶ネジを外してテコ部を取り出しました。旧バルブは金属製で特に
大きな痛みなどは感じられません。バルブはネジでテコ部に取り付けられていますが、下部の回転
止めを上に引くとネジが回ってバルブを取り外せます。バルブを交換して再び回転止めを下に
降ろすと回転が止まり固定されます。
よく見ると頭部に黒いゴムパッキンと中間部に白いゴムパッキンがあります。当初、白いゴム
パッキンに斜めの切れ目がありこれが水漏れの原因かと疑いましたが、後で新品にも切れ目が
あってこれで正常と判明しました。
頭部の黒いゴムパッキンです。少しだけ長年の使用に伴う凹みが見られますが決定的な欠陥
ではないと思われます。
ボールタップを分解して判明した事は、ピストンバルブのタイプが「水位調整機能付ボールタップ
節水用」である事が分かりました。早速、アマゾンで検索するとTOTOのTHY584-1が代替品として
使えそうだと判明しました。本体が金属製でなくプラスチックの違いがありますが、送料込みで
600円程度で購入出来ました。なお、THY584というバルブがありますが、これは頭部を取り外せ
ない、つまり水位調整が出来ない製品なので代替品として使えません。
新しいピストンバルブをテコ部に取り付けた後に2個の蝶ネジでボールタップに取り付けました。
ピストンバルブのネジをどれだけ締め込むかにより水位を変えられます。理想的な水位は
オーバーフローパイプの上端から2〜3cm下なので浮玉の中央部がその位置に来るようにピス
トンバルブのネジを調整します。ネジの調整は回転止めを下に引き降ろしてからネジを回し
再び回転止めを下に降ろせばOKです。
ピストンバルブを新品に交換した結果、水漏れはほぼ解消しました。「ほぼ」の理由は何回かに
1回程度水を流した時にポトリ・・・ポトリと僅かに水が漏れる
事があるからです。それでも筋状に水が流れる事はないので良しとしましょう。なお、後で判った
事ですが、タンク下部のゴム製フロートバルブの劣化による僅かな水漏れが原因でした。
フロートバルブを新品に替えたら完全に直ったのです。
その後、便器の中を注意深く観察するとほんの僅かですがタンクから水が流れ込んでいる事が判明
しました。恐らくタンク下部のゴム製フロートバルブの劣化によって少しずつ水が漏れておりタンク
の水位が下がってポトリポトリと水が漏れていたのではないかと思います。そこで、ゴム製フロート
バルブをアマゾンで探したところ、TOTO製THY416Rというフロートバルブを見つけました。形状や
寸法が現状のバルブとほぼ同じだったので送料込み800円で購入しました。写真の左側が古いバルブ
で右側が新品です。古いバルブのゴムが長年水に浸かっていたためか少し硬くなっているようです。
フロートバルブ交換の結果、水漏れは完全に解消しました。総額1,400円でトイレタンクの水漏れは
完全に直りました。